日根野の由来 ~ 地名の由来を調べています
大阪府泉佐野市に日根野(ひねの)という地名がある。
日根野の地名の由来は、この地を本拠地とした日根野氏に由来する。
古代における日根野氏は日根野造(「ひねのみやつこ」と読む。造の姓を得た日根野氏という意味)とも表記され、新羅人の億斯富使主(おしふのおみ)の後裔氏族とされ、この地を開墾した功績により天皇から造(みやつこ)の姓を賜ったという。
中世に登場する日根野氏は藤原氏系統で、和泉国から美濃国に移って美濃斎藤氏の家臣となり、日根野弘就(?~1602年)の代で織田信長・豊臣秀吉に仕え、その子高吉は信濃国諏訪藩2万7000石の大名になった。そして高吉の子吉明は大阪の役後に豊後国府内藩2万石に移封されたが、明暦2年(1656年)に吉明が69歳で死ぬと無嗣断絶した。しかし傍系が旗本として存続した。
現在の日根野はJR西日本阪和線と関西空港線の交差路にあり、関西空港への玄関口として知られている。